VHS テープを整理する : ホーム ビデオを DVD に保存する
ホーム ビデオを DVD に保存する
著者 : Matt Lichtenberg
1 年ほど前、叔母の Donna がフィルムから変換した古いホーム ムービーの VHS テープをくれました。物置からほこりをかぶった VCR を探し出してテレビに接続し、座ってテープを見てみました。2 時間のテープには、35 年以上前に録画された (父親と母親になる前の) 両親のビデオが含まれていました。私は、彼らがこうした (結婚式を含む) 特別な瞬間をテレビで見られるように、DVD にして欲しいだろうと考えました。こうして、私の記念日のプレゼントのプロジェクトが始まったのです。
おそらく、皆さんも DVD に変換したい VHS テープ (またはその山) をお持ちでしょう。そうであれば、このコラムが手助けとなる可能性があります。ここでは、ビデオを VHS テープからコンピュータに転送し、両親が映っている部分だけを含むようにビデオを編集して、編集したビデオを DVD に書き込むために実行した手順を説明しています。また、その途中で発見した時間節約のヒントもいくつか含まれています。
はじめに
このようなプロジェクトに取り組む前に、正しいコンピュータ ソフトウェアおよびハードウェア、適切なビデオ機器など、必要なものがすべて揃っていることを確認します。私が使用したものは、次のとおりです。
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Windows ムービー メーカーおよび Windows DVD メーカーを備えた、Windows Vista Home Premium を実行しているコンピュータ
(Windows ムービー メーカーと Windows DVD メーカーは、Windows Vista Ultimate にも含まれています。)
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VCR
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VHS テープ
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オーディオ/ビデオ (A/V) ケーブル
このケーブルは通常デジタル ビデオ (DV) カメラに付属しており、多くの場合は一端に赤、白、黄の RCA コネクタ、もう一端に 1 つのミニ A/V コネクタが付いています。
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DVD 書き込み用ハードウェア
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書き込み可能 DVD
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IEEE 1394 ケーブル (FireWire または i.Link とも呼ばれます)
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DV カメラ
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DVD プレーヤー
どのように私は映画をダウンロードしてください
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Microsoft Digital Image Pro 2006
デジタルの時代へようこそ
最初の手順は、VHS テープからコンピュータにビデオを転送することでした。ビデオはより新しいデジタル ビデオ (DV) テープではなく古い VHS テープに録画されていたので、ビデオをコンピュータに転送するために対応策が必要でした。解決方法として、DV カメラを VCR とコンピュータの両方に接続することにしました。この方法で、Windows Vista のビデオの読み込み機能を使用して、DV カメラ経由で VCR からコンピュータにビデオを読み込めました (このプロセスはアナログ/デジタル変換と呼ばれることがあります)。詳細については、「DV カメラを使用してアナログ ビデオ カメラまたは VCR からビデオを読み込む」を参照してください。
この DVD に使用するのはビデオの一部分だけでしたが、2 時間のテープ全体を読み込みました (すべてセットアップされている今のうちにやった方がよいと考えたためと、ビデオ映像の他の部分を後で編集したいと考えたためです)。さまざまなデバイスを接続してビデオを読み込むためにかかる時間は、自宅のコンピュータおよびビデオ機器のセットアップ方法と、コンピュータに読み込むビデオの量によって異なります。私の場合、このプロセスには 3 時間ほどかかりました。
ビデオが読み込まれている間に、60 年代と 70 年代のクラシックなスタイルに身を包んだ若いころの両親の姿を見ることができました。チェック柄が大流行していた時代のようすを見られる楽しさに加えて、ビデオを見ることは実用的でもありました。両親が登場する時間 ([ビデオの読み込み] の [読み込んだビデオ] の横に表示されます) を書き留め、Windows ムービー メーカーでビデオを編集するときに、これらの部分をすばやく見つけられるようにしました。主な時間を書き留めておくことは、後でビデオ クリップを探したり、ビデオの編集プロセスをスピードアップしたりするために役立つ簡単な方法です。
2 時間から 20 分に
未編集の映像をコンピュータに読み込んだら、次の手順はビデオの両親が映っている部分を見つけることでした。全体で、DVD に含めるシーンは、"少し" 若いころの父がカナダで釣りをしているところ、父が兵役から帰ってきたところ、父と母の結婚パーティ、および彼らの結婚式の 4 つでした。Windows ムービー メーカーを使用して、各プロジェクトを 1 つのシーンとして 4 つの "プロジェクト" を作成しました。
iPodにする方法
まず、ビデオ ファイルを Windows ムービー メーカーに読み込む必要がありました (Windows ムービー メーカー内からビデオの読み込みを開始する場合、この作業は必要ありません)。次に、先に書き留めておいた時間を見ながら、DVD に含める最初のビデオ シーンをすばやく見つけました。コレクション領域でビデオを 2 回 (1 回はシーンの最初、もう 1 回はシーンの最後) 分割して、カナダで釣りをしている父が映っているビデオ クリップを切り離しました。
私はビデオ クリップを自分で分割しましたが、Windows ムービー メーカーではクリップを自動的に作成できます。クリップの分割方法の詳細については、「Windows ムービー メーカーでクリップを操作する」を参照してください。
これでビデオ クリップが 1 つ作成されたので、"釣りをしている父" という名前の新しいコレクション フォルダにコピーしました。これを行ったのは、Windows ムービー メーカーでは、コレクション フォルダを使用して、クリップの整理および検索に役立てることができるためです。たとえば、"釣りをしている父" で使用するクリップをすばやく検索し、ストーリーボードにドラッグできました。次に、プロジェクトに保存する前に、タイトル、切り替え効果、および 2 つの基本的な特殊効果を追加しました。Windows ムービー メーカーで使用したさまざまな機能の詳細については、コラムの最後にある [関連項目] の一覧を参照してください。
DVD に含めるビデオの残り 3 つのシーンについても、同じ基本的な手順を繰り返す必要があることはわかっていました。そこで、最初の Windows ムービー メーカー プロジェクトを使用することによって、時間を節約しました。2 つ目のシーン ("家に帰ってきた父") のビデオ クリップを切り離してから、最初のプロジェクトを開き、既存のビデオ クリップを新しいもので置き換え、タイトルのテキストを編集し、切り替え効果を追加してから、新しい名前でプロジェクトを保存する前にビデオにフェード アウト効果を追加しました。
合計で 4 つのプロジェクト ファイルが作成されるように、これをさらに 2 回繰り返しました。Windows ムービー メーカーを終了する前に、異なるビデオ フレームの画像をいくつか撮影しました ([ツール] メニューの [プレビュー画面の撮影] をクリック)。これらの画像の一部を DVD メニュー、DVD ラベル、およびジュエル ケース カバーに使用したかったのです。ビデオからの画像の撮影については、「Windows ムービー メーカーでビデオ フレームから画像を撮影して使用する」を参照してください。
上部透明のAdobeフラッシュ
書き込みに関する問題
編集したビデオは完成しましたが、それを DVD に書き込む必要がありました。そこで、Windows DVD メーカー (Windows Vista Home Premium および Windows Vista Ultimate で使用可能な機能) を使用して、DVD で 4 つのシーンとして表示される 4 つの Windows ムービー メーカー プロジェクト ファイルを追加しました。
次に、DVD メニューとメニュー テキストを、Windows ムービー メーカーで撮影した画像を使用してカスタマイズしました。また、DVD に "結婚記念日おめでとう" という両親宛ての短いメモも追加しました。Windows DVD メーカーでのこれらのオプションの使用の詳細については、「DVD ビデオ ディスクに書き込む」を参照してください。
DVD への書き込みを開始したくてたまりませんでしたが、以前にもこの作業を行ったことがあったため、まず DVD をプレビューする時間を取る必要があることはわかっていました。メモのテキストにタイプミスが見つかったので、プレビューする時間を取ったことは正解でした。タイプミスを修正して、時間と空の DVD を無駄にする腹立たしさを回避できました。
先のことを考えて、後で DVD の別のコピーを書き込みたくなった場合に備えて、Windows DVD メーカーで行ったすべての作業をプロジェクト ファイルとして保存しました。これにより、Windows DVD メーカーでプロジェクト ファイルをいつでも開き、(必要に応じて) 変更を加えて、DVD の別のコピーを書き込めます。詳細については、「Windows DVD メーカーでプロジェクトを操作する」を参照してください。
次は、時間がかかるため最も嫌いな作業の 1 つである、実際の DVD への書き込みです。DVD 上のビデオの長さ、コンピュータで利用可能なシステム リソース、DVD 書き込み用ハードウェアの速度などのさまざまな要素によって、DVD の書き込みには時間がかかる場合があります。私にとっては、休憩したり、昼食を作ったり、家事を片付けたりするためにちょうど良い時間でした。
最後の仕上げ
私のいつもの DVD ラベルは乱雑です。通常は、辛うじて読めるテキストをディスクにすばやく書き、傷のついた古いジュエル ケース (どこかにあると仮定して) に DVD を入れます。しかし、今回の DVD はもう少し見栄えの良いものにしたいと考えました。
Microsoft Digital Image Pro 2006 を使用して、DVD のラベルとジュエル ケース カバーを作成することにしました。DVD のラベルとカバーのテンプレートを選択し、独自のテキストと (先にビデオから撮影しておいた) 画像を追加してから、写真プリンタを使用して粘着ラベルと普通用紙のジュエル ケース カバーを印刷しました。
Microsoft Digital Image Pro 2006 は生産中止となりましたが、店舗やインターネットで見つかる可能性があります。良いニュースは、使用可能な他のグラフィック編集用および DVD/CD ラベル作成用ソフトウェア プログラムが多数あることです。これらのプログラムのいくつかを見つけるには、Windows Marketplace Web サイト (英語ページの可能性があります) にアクセスしてください。
これで作業は完了し、できあがりにはとても満足しています。早速 DVD を郵送しましょう。両親がより驚くのは DVD でしょうか、それとも私が今年は彼らの結婚記念日を覚えていたという事実でしょうか。
著者について
Matt Lichtenberg は、Microsoft の Windows チームのライタです。2000 年に入社する前、彼は、コンピュータ トレーナーとして働き、その後、Miami University (Ohio) で、Master of Technical and Scientific Communication 学位を取得しました。2006 年、彼と同僚たちは、Windows Media Workshops での業績に対し、Society for Technical Communication の International Online Communication Competition で賞を勝ち取りました。
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